## page was renamed from DNS/1/信用するな/脆弱 ## page was renamed from DNS/信用するのは危険 ## page was renamed from DNSを信用するのは危険 ## page was renamed from DNS を信用するのは危険 <> だいぶ古くなっています。  あらたな危険も分かってきているので、改訂が必要です。 -- ToshinoriMaeno <> [[DNS/1/信用するな]] == DNS は脆弱である == 『DNS を信用するのは大変危険です。』 [[http://wiki.tokai-ic.or.jp/hiki.cgi?DyingDNS|DNSの低信頼性とさらなる低下]] - [[DNS/TIC1021|TIC DNS 勉強会スライド]] [[TICメモ]] こういう話をしていたら、「インターネット([[GlobalSecurity:Internet]])なんてそういうものだ」と言われてしまいました。その通りです。 現実にこういうことが: http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2005/20051024-01.html 逆引きネームサーバの障害について 皆さんがこのことを分って使っておられるならいいのですが。 RFC 3833 : "Threat Analysis of the Domain Name System (DNS)" [[DNS/RFC/3833]] DNS サーバにデータを登録する人(あえて管理者とは呼びません)は DNS の仕組みを理解していないようです。 設定間違いの危険性を理解していないことは自明な帰結です。 つまり、DNS を利用する側は DNS サーバの返事を信用しては危険だ思うべきです。 ----- 管理者だけでなく、 [[インターネットを使う人]] ならだれでも [[DNS/Role|DNS の役割]]と [[DNS/Security|DNS の脆弱性、危険性]]を理解しておくべきです。 なんとか使えているのが奇跡だとおっしゃる方もあります。 本当に使えているのでしょうか。 * DNS の仕組みそのものは非常に簡単です。 でも [DnsJp:ref.html DNS の仕様 (RFC)]]にはいろいろ問題があります。 * http://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/2003/main/dns/3-jinmei.pdf DNS サーバ・セキュリティ (神明 達哉さん) * http://www.ne.jp/asahi/bdx/info/depot/securenet-20031031-pub.pdf DNS の信頼性とセキュリティ問題(力武 健次さん) * http://news.com.com/2102-7349_3-5816061.html?tag=st.util.print DNS servers--an Internet Achilles' heel * DNS は利用規模の拡大を妨げる構造を抱えています。 * http://www.templetons.com/brad/dns/ Problems, Goals and a Fix for Domain Names * [[DNS/問題のある実装]]がいまでも使われているのを目にします。 * 運用面では設定の間違いも目立ちます。 運用の間違いからくる危険を認識していただきたいものです。 * DNS 管理者を育てていないのではないでしょうか。 * そして、最大の問題は DNS データを統合管理している組織です。 * さらに[[まぎらわしいドメイン名]]という問題もあります。 http://sa.notwork.jp/2005/NOTWORK.JP-SA:050401-00.html === 詐欺にあってからでは遅い === 管理者だけでなく、 [[インターネットを使う人]] ならだれでも [[DNS/Role|DNS の役割]]と [[DNS/Security|DNS の脆弱性、危険性]]を 理解しておくべきです。(インターネットが危険であるということも) [[DNS/ドメインの委譲]] の間違いは DNS 利用者を偽サイトに誘導される危険があります。 * [[DNS/サーバ名の不良]] [[DNS/visa.co.jp事件]] http://www.e-ontap.com/ * ドメインの失効 [[../myblog.jp 事件]] http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/9803.html * http://www.ipa.go.jp/security/vuln/20050627_dns.html ドメイン名の登録と DNS サーバの設定に関する注意喚起(IPA) * http://jprs.jp/tech/dnsqc/risk0001.html メールサービスに対する影響 http://www.menandmice.com/9000/9211_dns_spoofing.html DNS spoofing http://www.nic.ad.jp/ja/dnsqc/index.html JPNIC の活動 === 安全に運用/利用することは困難です === DNS の返答は誰が責任を持つかよくわからない「道案内」に似ています。 ドメインの登録や IP アドレスの取得には高いお金を要求されるのに、 『内容の整合性に責任を持つ組織は存在しない』という不思議な状況があります。 また、Dynamic DNS を使った素人サイトが増えて、 DNS の信頼性はより低くなっています。 現状では DNS は『自己責任』で使うものだと考えるのがいいでしょう。 * コンテンツサーバでは[[DNS/再帰検索]]させないこと --> * [[DNS/お勧めの設定]] * http://www.soi.wide.ad.jp/class/20020038/slides/12/ DNS をきちんと設定しよう (民田雅人 DNS DAY Internet Week 2002) * [[DNSの諸問題]] * [[DNS/Cname|使ってはいけない CNAME]]、 [[CNAME の間違った使い方]] * [[DNS/誤解集]] * [[DNS/サーバ設定のよくある間違い]] * [[DNS/迷惑な設定]] * [[DNS/BIND博物館]] http://www.menandmice.com/6000/6000_domain_health.html [[DNS/links|関連情報]] -- [[DNS/Faq|FAQ]] -- [[DNS/RFC]] http://www.isc.org/ops/ds/ ISC Internet Domain Survey [[DNS/サーバ設定の調査]] [[DNS/おかしな設定のプロバイダ]]