## page was renamed from DNS/キャッシュサーバ調査/ISP比較/調査方法 ## page was renamed from DNS/キャッシュサーバ/ISP比較/調査方法 ## page was renamed from DNS/キャッシュサーバ比較/調査方法 == キャッシュサーバの振る舞いを調べる == 目的: キャッシュが古いNSレコードを保持しつづけるような動作をするかを見る。 場合によっては毒盛につながるような動作をしないか観察する。 == キャッシュサーバの調べかた == 以下のコマンドを適当な間隔をおいて、適当に繰り返し、NSレコードなどのTTLの変化を見る。 1. dig -t a zac.qmail.jp @キャッシュサーバ 2. dig -t a www.zac.qmail.jp @キャッシュサーバ 同時にコンテンツサーバのログを見ていると、問い合わせてくる項目も見える。 zsh/dnsqr ならこんな風にして、TTLを観察します。 {{{ while (true); do sleep 10; date; dnsqr a zac.qmail.jp; done; }}} 観察: キャッシュにあるレコードを返事しているなら、TTLは時間とともに減少していく。  OpenDNSのようにauthority/additionalをつけないサーバは別途NSを問い合わせている。 OpenDNSはauthority/additionalから得たデータを答えるようである。 answer section 以外のレコードでTTLが増えていることが観察できたら、 そのキャッシュサーバは浸透問題の影響を受ける可能性がある。  コンテンツサーバ(c.ns.qmail.jp)に直接問い合わせて、どういう返事をしているかを調べよ。   authority/additional section にあるレコードがキャッシュに取り込まれたことが分かるだろう。 -- ToshinoriMaeno <> 当初は {{{ dig -t ns zac.qmail.jp @キャッシュサーバ }}} を含めていたが、ない方が分かり易いので、削った。 == 問題点 == ひとつのIPアドレスで複数のキャッシュサーバを動かしているものがあり、 TTLが安定しないケースがある。(例: plala.or.jp サーバ) これらのケースではどちらのサーバが答えたのか推測して、判断している。  コンテンツサーバ側のログと付き合わせた。