## page was renamed from サーバー乗換/手順 ## page was renamed from サーバー/乗換手順 ## page was copied from レンタルサーバー/転居手順 ## page was renamed from サーバー転居 <> [[/xserver]] = 乗換手順 = [[レンタルサーバー/転居手順]] を発展させたものです。-- ToshinoriMaeno <> 整理が必要です。 <>   [[/さくら内での移行]] <> ご意見は[[/ご意見|こちら]] にどうぞ。-- ToshinoriMaeno <> == サーバーを乗換る == なんのために移るのか。why なにを移転するのか。what どう移転したいのか。 how いつ乗換るのか。when  サービスの停止はどの程度まで許されるのか。 誰が作業するのか。who  webコンテンツが作れるだけの人はやめた方がよい。 他には? SSL証明書  wildcard証明書は簡単には動かせない。 == サーバー業者の説明 == おかしな説明がほとんどだ。(ネームサーバーを移動させている) == ネームサーバーを変更するな == ネームサーバーを変更する必要はない。 [[/DNSサーバーは移転するな]]  必要なのはwebサーバーのアドレスを変更することだけだ。 [[/推奨案]] 最近は[[/SSL証明書]]も持ち込むことになるので、持ち込めないXSERVERでは事情が異なるかも。 -- ToshinoriMaeno <> 持ち込みを認めていないサーバー業者(XSERVER)での処理例:  DNSゾーンサーバーにレコードを作成して認証している証明書を発行してもらう場合には  ゾーンサーバーの移転も必要になるかもしれない。(やっかい) -- ToshinoriMaeno <> webサーバーを動かせることだけを確認している場合なら、必要なし。(port 80) ---- {{attachment:job_hikkoshi_smile.png}} [[/移転のイメージ]] = 移転とは = webサービスの利用者がコンテンツを別の業者に移したいというもの。 . 理由はいろいろだが、ドメイン名はそのままなら、「webの転居」の方が適切だろう。 移行(実際には呼び込み)サービスを用意している業者もでてきている。 {{{ 「移転」はコンテンツを移すことであって、サーバ自身を移すのは「移設」という。 }}} 今風の「浸透待ち」発言の背景を知りたいと思って、[[web/サーバー移転]]の実例を追いかけている。 == なにを移転するのか == ドメイン名、DNSレコード、DNS(ゾーン)サーバー、webサーバー、webコンテンツ、... これらはすべて'''分けて考えるべき対象'''です。メイルサーバもある。(最近のトラブル事例でもあった。) SSL証明書も。 == 分けて考えよう == サーバー業者の説明/ガイドには複数の項目を同時に移転させるものが多い。  移転期間中のサービスの停止や、平行運転を避けたいのであれば、ひとつずつ移転することを勧める。 転出の手続きを説明している文書は見たことがない。 -- ToshinoriMaeno <> (転入の手続きはよく見かける。でも、転出元での作業に言及しているものは少ない。) == ドメイン名の移管はするな == ドメインのDNSサーバー構成の登録はレジストラ経由で行いますが、そのレジストラ(業者)を変更する ことも可能です。これを「移管」と呼ぶようです。 {{{ 構成の登録変更には「移管」は必要ではありません。 }}} . しかし、使っているDNSサービスに制限があったりすると、[[/移管]]が必要になることもあるでしょう。 . 例えば、NSレコードの変更を認めないDNSサービスだったりすると。 == DNSサーバーは移転するな == ''webサーバーを移転する''のに'''DNSサーバーの移転'''は必要ではありません。 . webサーバーを示すAレコード(あるいはCNAME) を変更するだけです。 . DNSサーバーの変更は安易に実行することではありません。[[/DNSサーバーは移転するな]] webサーバーの移転の手順にDNSサーバーの変更が隠れていることがあります。 . webサービスに含まれているDNSサービスを使っていることもあるでしょう。 それでも、まずはwebだけを移し、DNSの移転は「時」をずらして、行うのがいいでしょう。 DNSサーバーを移転するには時間がかかるからです。「浸透遅い」に結びつきます。 もし、DNSサーバーも移転したいと思っても、 {{{ webサーバーのIPアドレスとDNSサーバーのIPアドレスとの変更は間をおいて、別々に行うべし。 }}} 「別々に」あるいは「どちらか単独で」移転している例も見られますが、同時に移転している例も多い。 . 「浸透待ち」と言いたくなります。w -- ToshinoriMaeno <> == 分離して移転するには == webサーバーのA/AAAAレコードを自由に設定できるかが問題である。 . NSレコードを設定させないDNSサービスはあるが、Aレコードを設定させないところは稀だろう。 判定: 1. 新DNSサーバーで旧webのIPアドレスを独自ドメインで設定できるか。 . できるときにはDNSサーバーの移転を先に行うがよい。webの移転はゆっくりやれる。 1. 旧DNSサーバーで新webのIPアドレスが設定できるか。(短いTTLが設定できることがのぞましい。) . できるときにはwebの移転を先に行ってよい。 どちらもダメなときは、そういう業者を選択した自分が悪い。 . 移転先を別の業者にする。(移転元はいまさら変更できない。w) -- ToshinoriMaeno <> == web移転 == webの移転を扱わない話はここでは扱わない。 問題はwebの移転だけを扱う業者が少ないことだ。 . webサーバだけ存在しても、どこからも参照されなければ意味がないから。 webサーバを示すDNSレコードはどこにあるのか。それが鍵だ。 [[/だめな移転手順]] === webサーバを指すレコード === つまり、ドメインのDNSサーバーがどこにあるのか。 多くは移転元のwebサーバーを動かしている業者のDNSサービスを使っているのだろう。 . これが病根にあると、移転もweb/DNSの同時移転をすることになりがちだ。 -- ToshinoriMaeno <> === webサーバーの移転 === webコンテンツを移しただけでは移転したことになりません。 コンテンツが移動したことをドメインのDNSレコードに反映させる必要があります。 . これは通常はAレコードにあるIPアドレスの変更です。(TTLだけは古いIPアドレスも使われる可能性がある。) [[DNS/コンテンツサーバ/移転/JPRS手順]] == メイルサーバーの移転 == webサーバーの移転方法の検討が一段落したので、メイルサーバーがどう扱われているか、調べることにする。 -- ToshinoriMaeno <> = DNS移転は単独で = {{{ DNSの切替/移転には時間が必要になる。 }}} [[/ゾーンサーバー移転]] [[DNS/「浸透いうな!」について]] -- 浸透いうな! http://www.e-ontap.com/dns/propagation/ DNSの引越に関して「浸透待ち」と言っているケースはまず見かけない。-- ToshinoriMaeno <> . 十分な時間をかけているはずだが。 ドメイン名、ドメインのゾーンデータ、webコンテンツはそれぞれに分けて移転を検討すること。 == なぜ分けないのか == 1. 分けられることを知らない。(DNSがサーバーとは別だとは知らない) 1. 業者の手順が同時移転しか説明していない。 1. 契約が一体(おまけのDNSを使っている) [[/同時移転できる条件]] = DNSサーバーの移転は慎重に == [[DNS/1/ゾーンサーバ/移転]] の手順 http://social.dnsmadeeasy.com/blog/safely-change-dns-record/ ゾーンデータを移すだけをでは移転したことになりません。 . webでもコンテンツだけを移しただけではだめなのと同じです。 ゾーンのDNSサーバー構成に変更があったことを上位のDNSサーバーを管理している組織に通知して、 DNSサーバー情報(委譲情報)を変更してもらう必要があります。(2017年現在) . この手続きは最後にドメインを登録(変更)したレジストラ経由で行うことになります。 == webとDNSのどっちを先に == [[/どっちが先]] == SSL対応 == https://deaimobi.com/ssl-site-iten/ == 一括転居が目立つ == 呼びこむ側の手順ドキュメントを見ると、 {{{ web, DNSを同時に移転するのが目立つ。しかも、旧DNSは放置。(いわゆる「浸透待ち」を発生させる。) }}} 移転元での作業をやるのは客なので、信用していないのだろうか。 . どういう作業が必要になるかは、移転元の業者次第だし、説明しきれないという面はある。 [[/移動の例]] [[/相談所]] を見て欲しい。 {{{ webサーバーとDNSサーバーの変更(移転)をいっしょにやるのはトラブルの元です。 }}} ドメイン名の移管を要求されることもあります。これは業者になにを頼むかによります。 -- ToshinoriMaeno <> == DNSサーバーの引越トラブル == 基本はこれです。委譲元を切り替えても、 {{{ 委譲元のNSで指定されているTTLが経過するまでは旧NSへのアクセスがある。 }}} 旧DNSサーバーに新サーバーNSを追加しても、リゾルバー側で使われるとは限らない。 JPRSの宣伝: https://jprs.jp/related-info/guide/019.pdf . 「DNSサーバーの引っ越し」とは。(前提条件が間違った解説だと考える) . そして、リゾルバーの動作についても、間違った期待をしている。(BINDに関してはあっているのかも) webサービスの移転をするひと本人が、DNSの引越を意識しているようには見えない。 == 移転サービス == 移転(代行)業者に頼んだら、瞬時に行われたというtweetを見かけたが、これは広告だろう。 . あるいは有料だから、問題はおきないはずという思い込みか。 -- ToshinoriMaeno <> サイト移行のための現況調査&プラン作成&お見積り http://sitemove.surv.co.jp/research . 値段はともかく、相談してみる価値はありそうなサイト -- ToshinoriMaeno <> == ドメイン名の移管 == DNSサーバー移転の一環で、上位のサーバーに登録されているdelegation情報を変更する必要があります。 . この変更にはドメイン名の管理権限が必要です。説明は面倒。w ドメイン名の管理までひと任せにしていると、やっかいです。 . 移転先の業者によっては「ドメイン名の移管」を要求してくるようです。 移転元のレジストラが他業者DNSへの書き換えを許していないこともあるかも。(移管が必要に) == サーバー業者による移転代行 == https://www.cpi.ad.jp/managed/detail/support_transfer.html 移転代行サービスも無料 https://shared.gmocloud.com/iclusta/option/move/ {{{ 上記「作業内容」以外の作業は承りかねます。 DNS切り替えにともなうお手続 }}} . 正直だ。DNSがからむ部分は素人には手がだせない。やけどではすまない。 == 考察 == なぜDNSサーバまで移転するのか。[[/DNS移転]] なぜドメイン名の移管をするのか。[[/ドメイン名移管]] なぜ浸透待ちというひとがいるのか。浸透がなにを指すのかはわからない。 -- ToshinoriMaeno <>