1. DNS/ドメイン名
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1.1. ドメイン名の形式
moin.qmail.jp を例にすると、ドメイン名はピリオド("." ドット)で区切られていると考え、 個々の部分(moin, qmail, jp)を/ラベルと呼ぶ。
BINDなどのゾーンファイルでは "moin.qmail.jp." と最後にピリオドを付けたものが使われる。
- これが Fully Qualified Domain Name (FQDN)である。
最後に位置している "jp" はccTLD (country code top level domain) であり、日本を表している。 jp ccTLDは JPRS (レジストリ)に管理が委託されている。
qmail.jp は ccTLD 下の汎用JPドメイン名のひとつであり、前野がJPドメインレジストリに登録しているものである。
moin はqmail.jp ドメイン内で定義された名前(ドメイン名)である。
RFC1035ではラベルは英数字かハイフンから成ることを勧めているが、 これは既存のarpa host名との相互運用のために要請されているものであり、 DNSとしての制限を意味するものではない。/文字種
クイズ: http://1.166.60.150.in-addr.arpa. はドメイン名である。
RFC 1035: 3.5. IN-ADDR.ARPAドメイン IN-ADDR.ARPA domain
実際にはその後の拡張で、いろいろな使い方が認められている。--> RFC ***
11. Name syntax
1.2. 重複を避けるための仕組み
DNSは実験として始まった。
- DNS以前には適当なホスト名で参照されていたコンピュータをネットワーク上で(統一的な方法で)識別することが望まれるようになった。
そのために提案されたもののひとつがDNSである。
重複を避けるための手段として、それぞれのホスト名は「ひとつの大きな木」の 一部であるとみなすことにした。
/登録 排他的利用というよりは重複防止の仕組みである。
1.3. 分散管理するための仕組み
1.4. 間違いの解説
入門者は読んではいけない。 https://rs.fitallright.com/what-is-domain/
1.5. DNS RR
ドメイン名にはDNS 資源レコード(セット)を付けることができる。
どういう(資源)レコードが登録されているかは、以下のようなDNS検索コマンド(dnsq)を実行してみれば分かる。
#dnsq any moin.qmail.jp 255 moin.qmail.jp: 47 bytes, 1+1+0+0 records, response, noerror query: 255 moin.qmail.jp answer: moin.qmail.jp 71192 A 14.192.44.5
-- ToshinoriMaeno 2012-11-18 07:27:19